日本薬科大学からのお知らせ
足早に季節は移ろい、いつしか、さいたまキャンパス構内の落葉広葉樹も、紅葉の見頃を迎えようとしています。また、11月とは思えないほど、日中の気温は高く、穏やかで過ごしやすい日々が続いています。とはいえ、日の入りも大分早まったと感じられる今日この頃です。
そんな中、スーパーマーケットや小売店、飲食店などで目にすることが多くなったのは、「新そば」、「新米」の表示です。皆様の中には、既に召し上がったという方もおられると思いますが、「新米」とは、収穫年の12月31日までに精米・包装されたお米のことで、一般的に9~10月頃に出始めるということです。となれば、今が正に旬の食材だと言えます。
さて、今回のいなナビでご紹介したいのは、伊奈町アグリ推進課主催の『環境保全型農業(無農薬栽培)に関する勉強会』についてです。この勉強会は、当初8月6日に実施予定でしたが、新型コロナ感染拡大を危惧し、延期となっていました。10月1日の緊急事態宣言解除を受け、漸く実施に漕ぎつけたというわけです。
下記は勉強会の趣旨と実施内容です。
皆様にもご理解いただけるように分かりやすく説明をさせていただきます。
【勉強会の趣旨】
伊奈町では、2019年3月に「伊奈町農業戦略マスタープラン」を策定し、伊奈町の美しい田園風景を守り、稲作を継続していく施策として、新たな地産地消モデルの構築や環境保全型農業の推進を掲げています。今回の「環境保全型農業(無農薬栽培)」をテーマとした勉強会はこのような背景により企画されたもので、講師は、県内で無農薬栽培に取り組む農業者を招聘しています。(伊奈町アグリ推進課「環境保全型農業(無農薬栽培)に関する勉強会」のご案内より一部抜粋)
『環境保全型農業(無農薬栽培)に関する勉強会』について
日時:令和3年11月18日(木) 14:00~16:00
会場:本部棟1階 311講義室
対象者:環境保全型農業(無農薬栽培)に興味のある農業者
【内容】
勉強会1 『かわごえ里山イニシアチブの活動と環境保全型農業への挑戦』
講師 NPO法人 かわごえ里山イニシアチブ代表理事 増田 純一氏
勉強会2 2019年度有機栽培米一年物語
無農薬栽培1年の振り返りと小江戸南古谷農園の無農薬黒米作り(経験談など)
講師 小江戸南古谷農園 田中 邦和氏
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。