日本薬科大学からのお知らせ
二十四節気の一つ、立春(2021年は2月3日)を迎え、暦のうえでは春の始まりとされていますが、実際は大寒(1月20日頃)~立春(2月4日頃)が一番寒い時期だと言われています。何故なら、二十四節気は古代中国由来のものであるため多少日本の季節感とずれが生じるのだそうです。春とは名ばかりのようですが、冬至の頃と比べて日の出は約10分早く、日の入りは約40分遅くなっているそうです。少しずつではありますが確実に春の足音はすぐそこまで近づいているといってよさそうですね。
さて、皆様は『春』と聞いて何をイメージされるでしょうか。
一般的に春は「出会いと別れの季節」とも言われていますが、これは人生の節目ともなる卒業式や入学式が胸に去来されるからではないでしょうか。季節はいつしか移ろい冬に纏っていた重いコートを脱ぎ捨てるかのように、暖かな春の陽気は身も心も軽やかにしてくれるそんな季節でもあると思います。
そこで、春風にでも誘われるかのように新たに何か始めてみようとお考えの方に、打ってつけのお勧め講座をご案内させていただきます。
現在、本学では2021年度(第6期)漢方アロマコースの募集を行っています。
講座のおすすめポイントは3つあります。一つ目は文部科学大臣の認定を受けた信頼できる講座であることです。二つ目はe-ラーニングコースではいつでも、どこでも、何度でも学ぶことが出来る利点があります。更にe-ラーニングならではの魅力と言えば、国内外の一流講師陣から本学が推奨している統合医療を網羅的に学ぶことが出来るということです。3つ目は、フルコースは、e-ラーニングの講義と併せて実習・見学が盛り込まれた充実のコースとなっています。正に各々のライフスタイルに合わせたコースを設定することにより、医療関係者はもとより趣味や教養として学びたい方にも門戸を広げることが出来ました。また長期間に亘っての受講が難しい方には、スポット受講がお勧めです。1科目からの受講が可能で受講料もお手頃な価格となっています。
漢方やアロマに興味はあるけれど今まで学ぶ機会がなかった方や思い切って何か新しいことにチャレンジしてみたい方など、どしどしご応募下さい。
ところで、以外と知られていない驚愕のエピソードをご紹介します。17世紀に物理学や現代の数学の基礎を作ったアイザック・ニュートンの業績とペストの大流行には深い関係があるというのです。
ペストの流行でケンブリッジ大学が閉鎖されていた期間、故郷のウールスソープ(イングランド)に戻った1年半の休暇中に何と万有引力の法則や微分積分をまとめたのだそうです。ペストによるパンデミックが、自身の構想をまとめるのに要した貴重な時間を生み出したというわけです。
『冬来たりなば春遠からじ』という故事成語になぞらえていうならば、世界的パンデミックの苦しい時期であっても懸命に頑張って過ごしていれば新たな発見があり、必ず春はやってくるということになるでしょうか。
さあ、皆様も『思い立ったが吉日』、新たな世界に飛び込んでみませんか。
詳細は本学の公式サイト下記URL新しい「漢方アロマコース」をご覧ください。
https://www.nichiyaku.ac.jp/kampo-aroma-course/2021year/course/
受講を希望される方は「入力フォーム」からお申込みください。
*漢方アロマコースとは・・・日本薬科大学が提供する、薬剤師、登録販売者、看護師、介護福祉士など、医療関係者を対象とした統合医療の教育プログラムです。趣味や教養として統合医療を勉強したい方も大歓迎です(専門的な医学的基礎知識がなくても理解できる内容です)。講師には、大学教員だけではなく、現役でこの分野に携わっている信頼できる医師、薬剤師や、研究機関、企業、実務家の方々を招聘しており、安心して受講いただけます。
*統合医療とは・・・・2012(平成24)年度におこなわれた厚生労働省の『「統合医療」のあり方に関する検討会』においては、「統合医療」を、「近代西洋医学を前提として、これに相補(補完)・代替療法や伝統医学等を組み合わせて更にQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させる医療であり、医師主導で行うものであって、場合により多職種が協働して行うもの」と位置付けることとしています。
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