伊奈町「まちかどライター」がゆく!
ふかふかウッドチップ!歩くだけでも楽しい!
去る2017年2月26日、「伊奈備前守忠次公によるまちづくり~忠次公の功績を学び、散策路をつくろう~」イベントが、伊奈氏屋敷跡にて開催されました。
伊奈町を代表する、歴史的史跡である伊奈氏屋敷跡の「頭殿権現社」に通じる散策路にウッドチップがまかれ、これまでより一層歩きやすく散策できるようになりました。
この写真は、南側(原市沼方)から頭殿権現社を写したものです。
この場所も元々は竹林でしたが整備され、土地の高低差が分かり伊奈氏屋敷がどのようなものであったか連想できます。
ところどころに射す日の光…木々の陰によってまるでトンネルのように見える個所もある散策路です。物語に出てきそうな風景です。
綺麗にならされたウッドチップに導かれて歩きます。
ウッドチップの路はとてもふかふかしています。歩いているだけでもわくわくするほど、自然のじゅうたんのような不思議な感触です!
木々の香りや鳥の囀りを感じ、日常と離れた空間に癒されました。
上を見上げると竹などの木々が生い茂って自然のトンネルのようです!
きめ細やかなウッドチップ。歩く足を優しく包むような感触です!
竹林も一部整備され、広大な原市沼側の風景を俯瞰するように見ることができるようになりました。
この「頭殿権現社」は諸説ありますが、「東照大権現」として知られる徳川家康を祀っているとも言われております。
青空の下、ろう梅が咲いています。
以前紹介致しました綾瀬川の付近よりも近くで、新幹線やニューシャトルを見ることもできます。
この辺りは伊奈氏屋敷跡の遺跡で、土塁が盛られ高い土地の高低差も散策路を歩くことで自らの足で感じることが出来、より伊奈氏屋敷を実感することが出来ます。
また伊奈氏屋敷の南方には、湿地帯である原市沼が広がっています。
もともとのこの地図には、散策路の道筋や頭殿権現社の記載もありませんが、上記のピンがそれぞれの出入り口になります。
かつては散策路などのない林でしたのでこのように整備されることは大変喜ばしいことです。
伊奈氏屋敷跡の史跡としての整備は、新しい看板設置や今回の散策路整備など、現在特に進められています。これからもより魅力的なスポットになるでしょう。
ふかふかしたウッドチップの不思議なじゅうたんを是非歩いてみてください!
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