いなアグリチャンネル
再生への道
伊奈町を愛するみなさん、こんにちは。ジョーです。のらぼう菜、食べてますか?
前回のシゲの料理教室は多くの反響があり、編集部一同大変嬉しく思います!コメントでのらぼう菜レシピを紹介してくださった方もいました。それを参考にし、シゲも今度のらぼう菜を使ってキッシュを作ってみようとか言ってますので、みなさんもぜひ試してみてくださいね♪
ちなみにたまにコメントのやり方で質問を受けるのですが、この「いなナビ」自体には残念ながらコメント機能がありません…。なのでツイッターやフェイスブックでアグリチャンネルの記事に対してコメントをいただければと思います!質問なんかもそこでしてもらって結構です!
というわけで、今回は奇跡のお米誕生秘話PART2ということで、町と大針直売組合が直面した危機と、それを乗り越えて作付けするまでの感動のドラマをお届けします!
前回、アグリ推進課と大針直売組合の間で鉄の契りを結び、農地再生事業の黎明の足音が聞こえたところまでお話ししました。ここから我々の戦いが始まります…!
しかし対する相手は日本全国で社会問題化している遊休農地。当然一筋縄でいくはずもなく、我々アグリ・大針連合軍はいきなり窮地に立たされていました。
(復活前の荒れ果てた田んぼ。ここから戦いが始まります…!)
この荒れた田んぼを復活させるのは容易なことではありません。しかし幸いにもまだこの田んぼは遊休農地の中でも比較的程度が軽いレベルで、まだ人力でなんとかなる状況。本当に深刻化すると、樹木が伸びるような状況になり、重機を使わないと何もできない様になってしまいます。
我々連合軍はアグリ推進課兵士3名と、大針直売組合兵士8名による集団戦法でこの相手に立ち向かいました。刈払機で雑草という敵兵をなぎ払い、時には地上に仕掛けられたトラップ(不法投棄のゴミ)を回収し、前へ前へと進んでいきます。
丸一日かけて戦い抜き、田んぼの雑草は一掃されました。アグリ・大針連合軍の勝ち鬨が上がります。
後日何回かトラクターで耕耘し、ようやく復活です…!その復活した田んぼがこちら!
(復活前と比べると、一目瞭然に綺麗になりました。)
見違えますね…!
このあと、田んぼに水が入る通水期を迎え、無事に苗を植えることができました。
しかし本当にこの事業が成功となるのかはここからの展開で決まります。
復活させたはいいが、その後も雑草がたくさん生えてしまったり、全然お米がとれなかったりする危険性は常にあるのです。
組合の人たちは定期的に田んぼを巡回し、必要とあらば草取りも積極的に行い、田んぼの管理をしてくれました。
その甲斐あって8月下旬、いよいよ稲に穂がつき始めます…!
これでPART2はおしまいです。
さあ、いよいよ次のPART3は「奇跡のお米誕生秘話シリーズ」最終回となります。
奇跡のお米が「奇跡」たるゆえんの半分はここまででお伝えした復活の軌跡にあります。キセキだけに。
そう、キセキだけに。
もう半分の「奇跡」は、収穫後のとあるイベントの最中に起こります。その模様はPART3で紹介しますので、お楽しみに♪
…といいつつも、次回は休憩です。
早くPART3までお届けしたいのは山々ですが、何事も急ぎすぎてはいけません。急いては事を仕損じると言いますしね。
なので次回はまた料理をしたいと思います。またあの料理人が登場しますので、ご期待ください!