編集部が見た! 伊奈町の明るいニュース
地域から世界を変えていく! 豊かな自然と資源を未来の子供たちへ残すための取り組みが始動します
写真左から星野健太理事長(埼玉中央青年会議所)・清水勇人市長(さいたま市)・畠山稔市長(上尾市)・大島清町長(伊奈町)
2021年(令和3年)5月1日(土)、大宮ソニックシティ(小ホール)にて、公益社団法人埼玉中央青年会議所、さいたま市、上尾市、伊奈町の4者による「SDGsパートナー宣言」が締結されました。
締結式は、埼玉中央青年会議所主催の環境をテーマにしたフォーラム「Road to 2050 S=S」のなかで行われ、シンポジウム、締結式の2部構成で開催されました。
第1部のシンポジウムでは、星野理事長が進行を務め、登壇者にエシカルファッションプランナー・鎌田安里紗氏、株式会社SAMURAI TRADING代表取締役・櫻井裕也氏の2名を迎え、ゼロカーボンの推進、SDGs推進に関わる具体的な取り組みなどをテーマに講演が行われました。
SDGsの実現にはまず「知る」ことから。興味深いテーマからSDGsをわかりやすく解説。写真左から星野氏・鎌田氏・櫻井氏
鎌田氏は、自身が携わるファッションの世界を通じてエシカル思考に至った経緯から、コットンの種まきから服ができるまでを体験するプロジェクト「服のたね」の取り組みや、コンポストの活用(生ごみをたい肥にするキット)について紹介。櫻井氏は、産業廃棄物として焼却されるはずの卵の殻を有効活用し、地球環境に優しい再生紙(エコペーパー)やバイオプラスチックに生まれ変わらせるという自社の取り組みや、企業におけるSDGsへの取り組みの重要性について講演。テーマについて意見交換も行われました。
*講演の内容は、埼玉中央青年会議所の公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信(文末にリンク)にて無料視聴が可能です。
第2部ではSDGsパートナー宣言締結式が行われました。今後は4者で協力し、SDGsの取り組みを推進していきます。
締結式終了後の記念撮影
SDGsパートナー宣言
講演や締結式については、公益社団法人 埼玉中央青年会議所の公式YouTubeチャンネルにてご覧いただけます。
オープニング
1部(シンポジウム)
2部(SDGsパートナー宣言締結式)
「何となく知ってる」「自分にできることあるかな?」そんなあなたは「広報いな」でおさらいしてみよう!
「SDGs(エスディージーズ)」Sustainable Development Goals とは、未来の地球を守るために私たちが目指す17の目標のことをいいます。(中略)日本語にすると「持続可能な開発目標」となります。
「持続可能」には、今の自分だけではなく、未来のすべての人がこれからも住み続けられる地球にするためにという意味が、「開発目標」には、学校に通えなかったり、病院に行けなかったりなど、安心して暮らすことが困難な人がいなくなり、自分の能力を十分に発揮する機械を得られる社会にするためにという意味があります。
2015年に国連に加盟していた193の国が合意し、「誰一人取り残さない」をキーワードに、地球に住むすべての人に関係する「17の目標」を定め、2030年までの達成を目指しています。
海外はもちろん、日本でも多くの企業や自治体などが目標達成に向け、取り組み初めています。
(2020年12月号「広報いな」より引用。同紙で身近なSDGsについても紹介されています。詳しくはこちら)