編集部が見た! 伊奈町の明るいニュース
約3年後の令和9年度(2027年度)中に新庁舎が開庁予定。新しい庁舎の場所は?どんなデザイン?編集部が調査します!!
最近増えてきた一般公開プレゼン
貴重な機会をいただきました!
2024年8月2日(金)13時より、伊奈町総合センター・大ホール(伊奈町中央5-179)にて、伊奈町役場新庁舎整備に向けて、設計施工者選定のための公開プレゼンテーションが行われました。
一般傍聴は、広報いな7月号や町ホームページなどで告知され、事前申込もしくは当日会場の受付で参加が可能。
会場には、平日にも関わらず多くの人が傍聴に訪れ、庁舎建て替えへの関心の高さが窺(うかが)えました。
告知用ポスター
町の行政を支える庁舎
老朽化や耐震性の問題など、課題を抱えています
現庁舎は、昭和48年度に北庁舎、昭和58年度に東庁舎が建設され、施設の老朽化や耐震性不足、デジタル化やバリアフリーへの対応不足といった多くの課題を抱えています。このような課題を解消するため、令和3年度に「伊奈町役場新庁舎整備基本構想・基本計画書」を策定しました。
しかし、近年の建設費や物価高騰の影響を鑑み、施設全体の規模などについて再検討を行い、「伊奈町役場新庁舎整備 基本構想・基本計画書(追補版)」を令和5年度に取りまとめました。 現在、基本構想で定めた新庁舎建設の基本理念に基づき、整備に向けた、さまざまな準備を進めています。(出典:《新庁舎の必要性について》伊奈町公式ページ)
北庁舎の竣工は昭和48年。伊奈町の人口も1万人ほどでした(現在は約4.5万人)
仮設庁舎を設けず、現在の北・東庁舎を継続的に使いながら工事が行われる計画です。駐車場も確保されます。
新庁舎建設中も、町民のみなさんは不自由なく役場を利用できます。
8月末頃に公表予定です。
耐震性・利便性などの実用性に加えて、環境負荷やSDGsに配慮した設計、伊奈町のシンボル(伊奈忠次、バラなど)を取り入れたコンセプト、町民からの要望の多い図書館の課題解決も含めた複合施設になる予定です。
■老朽化による雨漏りや耐震性の課題が解決し、防災拠点機能を備えた庁舎に!
■手狭な待合スペースが広く、フレキシブルに!
将来の人口推移や、デジタル化、バリアフリーなどに配慮した、使いやすい広さと構造の窓口・待合スペースになります。
また、デジタル化によって役場に「通う」機会が減ると同時に「集う」意義がより高まるという観点から、町の賑わいを創出するさまざまな素敵な仕掛けもデザインに盛り込まれる予定です。
■改善要望の多い図書館が併設!
駐車場が狭い、通いにくい、など改善の声が多く、町民の期待値の高い図書館施設が、庁舎内につくられます。通いやすく、使いやすい、居心地のよい図書館を目指します!
プレゼンテーションを傍聴させていただいて、新しくてかっこいいだけじゃない、技術やデザインのなかに優れたアイデアがたくさん詰まっていることに本当にびっくりしました。
町民にとって「利用しやすい」新庁舎であることはもちろんのこと、防災拠点機能についてや、サスティナビリティやSDGsなど未来のこともたくさん考えられています。
これから数年後に現実となる身近な建築のお話が聞くことができ、とても有意義な時間でした!
公開プレゼンテーションの結果は、町ホームページにて公開されました。
また、新庁舎に関する提案概要書は、8月末ごろに公開の予定だそう。
どんな未来の庁舎が描かれるのか…要チェックです!
今の庁舎も味があって実は好きです(by編集部スタッフ)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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