編集部が見た! 伊奈町の明るいニュース
2/2(土)いな ふるさとフェスティバルが伊奈町総合センター3階大ホールにて開催されました。
「いな ふるさとフェスティバル」は町内で音楽や芸能活動に取り組んでいる皆さんの発表の場。県立伊奈学園総合高校放送部の皆さんの司会進行のもと、計31組の演目が披露されました。
トップバッターは伊奈備前太鼓保存会の皆さんによる里神楽
学校や一団体の演奏会・発表会でなく、町民誰もが発表の機会を得られる場というのは、私自身、これまで見聞きしたことがなく、開会式から楽しみに観覧させていただきました。
舞台の大小問わず、ステージに上がるのは少なからず緊張するものだと思いますが、コーラスやダンス、楽器演奏や伝統芸能など、老若男女さまざまな演目を皆さん生き生きと発表されていました。舞台をよく見ていると、衣装や小道具などもとても凝っていて、手作りと思われる華やかなドレスや、衣装はバラバラなんだ~と思いきやコサージュがお揃いだったり。きっと今日の本番を迎えるために、たくさん練習をして、衣装や小道具の準備も頑張ったんだろうなあと温かい気持ちになりました。
ポップな看板がお出迎え
プログラムをもらっていざホールへ
会場からはときどき笑いや拍手もおこりアットホームな雰囲気
世界に一つだけの「~花♪」の振りのところ。チームワーク抜群の伊奈町の皆さん
午後は他の取材があり、今回は午前の部のみ拝見したのですが、会場全体が、終始アットホームな雰囲気だったのが印象的でした。開演中、ホール全体はすべて暗転することなく、ほどよく照明が点いていて、プログラムの合間に人が出入りし、「いま(プログラム)何番?」と隣席の人同士で気さくに聞きあっていたり、出番を待つ人・出番が終わった人が他の演目をかわるがわる見学していたり、なじみの歌が流れると誰かれともなく口ずさんだり、笑ったり、手拍子をしたり。感動したのは伊奈学園高校の生徒さん演奏の「世界に一つだけの花」の振りを、客席の皆さんがとても積極的に参加されていたこと。本当に、会場に花が咲いたようで素敵でした!
地元の会場で、肩肘張らず生の演奏を無料で見られるのは楽しい機会ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。出演者およびスタッフの皆さん、楽しい時間をありがとうございました。お疲れ様でした!