地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、伊奈町の地域情報サイト「いなナビ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

伊奈町の地域情報サイト「いなナビ」

編集部が見た! 伊奈町の明るいニュース

伊奈備前守忠次公によるまちづくり2019に参加してみた!

2/17(日)で5回目となる「散策路づくり」。伊奈町で人気の忠次公まちづくりイベントが開催されました

伊奈町ゆかりの忠次公による生前の善政(民衆の立場にたった良い政治・地域づくり)を今に受け継ごうと、平成28年(2016)に始動した散策路づくりも今回で5回目。一般から毎回100名を超える応募があるという人気のイベントに、編集部も参加してきました!

竹のウッドチップで 歩く人にも地球にもやさしい散策路づくり

 

午前10時。会場となる頭殿権現社(ずどのごんげんしゃ)敷地内に、続々と参加者が集まってきました。受付で参加費500円を支払い、軍手とマスクを受け取ります。開会のあいさつのあと、いよいよ散策路へ。今回は、二の丸跡の散策路づくりと、権現社周辺のメンテナンスも行います。

散策路を抜けると会場の頭殿権現社

上尾市から畠山市長もスーツ姿で助っ人に!「これは作業服だよ!」

二の丸跡の散策路の作業箇所は約160m。もともと竹林だったところを切り開き、伐採した竹を破砕して作ったウッドチップを敷き詰めるという、いわば循環型散策路。すごくエコですね!ウッドチップが竹で作られていることにも驚きです。

 

作業する散策路に、参加者が均等に配置したところでいよいよ作業開始です。散策路の傍には、町の土木課の皆さんがあらかじめ準備した山積みのウッドチップが。これを参加者・町職員・関係者総出で敷き詰めていきます。まず、ウッドチップの山をシャベルで切り崩し、熊手やほうきで散策路に広げトンボで均(なら)していきます。思いのほかチップの粉塵が舞うので、受付でもらったマスクが役立ちました。小さいお子さんも何組が参加していましたが、手に熊手を持ち、しっかり作業に参加していました。1時間ほどで素敵な散策路が完成!ちょっと張り切りすぎて腰が痛くなりました。

参加者が続々と集まってきました

二の丸跡へ

竹のウッドチップ

スコップでチップの山を切り崩します

チップを散策路に敷き詰めます

きれいな散策路が出来上がりました

いまも人々に愛される 忠次公の面影をたどるガイドツアー

 

散策路づくりのあとは、忠次公の陣屋跡地を1時間ほどでめぐるツアーにも参加しました(自由参加)。参加人数が多かったため、2グループに分かれての開催となりました。散策路マップを見ながら、自らの手でつくったばかりの散策路や、土塁やお堀、自然の見どころなどを見てまわりました。お天気にも恵まれ、市の職員の方の丁寧な説明と、サワサワと頭上で響く竹ずれの音を聞きながら、ふかふかのウッドチップを歩く1時間ほどのガイドツアー。ゴール地点の権現社では、おいしいお弁当とホクホクの焼き芋、手作りの豚汁が待っていました!

皆さん真剣!そして楽しそう

忠次公の想いをつなぐ伊奈っ子たち

見どころいっぱいのミニツアー

そしてプロジェクトは続く!

 

忠次プロジェクト推進協議会会長の柴崎さんと、大島町長にお話を伺うことができました。散策路プロジェクトは今回でひと区切りだそうですが、メンテナンスは定期的に行い、忠次プロジェクト自体も引き続き継続していく考えだそうです。「いなナビ」編集部はこれからも、忠次公プロジェクトを全力で応援・そして協力していきます!今回、取材にご協力いただいた職員・関係者の皆さま、ありがとうございました。資料を用意くださったり、人と人とをつないでくださったりと、訪れるたびに伊奈町の皆さんの温かさや地域の絆を感じます。また、作業の現場で所々荒々しく破砕された竹の破片や、大量に山積みされたチップを目の当たりにし、イベントを安全に楽しく開催するための関係者の方々のご苦労も、ほん少し知ることができたように思います。参加された皆さんも、撮影にご協力いただきありがとうございました。おつかれさまでした!

まちづくりのごほうび!

忠次公の善政を受け継いで

忠次プロジェクトは続きます